ミルクケフィアに使う牛乳の種類やグレインを摂取する方法と保存方法

ミルクケフィアの知っておきたい情報まとめ

ロシアのコーカサス地方で伝統的に食べられてきた発酵乳である「ケフィア」。ヨーグルトとは異なり乳酸菌だけでなく酵母(イースト)も含まれており、美容・健康など様々な効果が期待できることから人気です。ケフィアは酵母によってアルコール発酵し、そのときに炭酸ガスが出て容器が膨らむことから、そのままの状態で販売することはできません。海外ではパッケージに小さな穴を開けて販売していますが、日本では法律的にこの販売方法ができないのです。そのため、自宅で作っている方が多くいらっしゃいます。

中には、人気のケフィアを作ってみたいけど、難しいのではないかと不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ケフィアの作り方はあまり難しいものではないため、自宅でも簡単に作ることができます。

この記事では、ミルクケフィアに使用する牛乳の種類や、D.I.Y.fermentationで販売する商品について紹介します。また、ケフィアに関する一般的な知識として、ミルクケフィアを摂取する方法、グレインの保存方法も紹介するので、ミルクケフィアを手作りしたいとお考えの方はぜひチェックしてみてください。

ミルクケフィアの作り方・育て方とグレインの保存方法について

ミルクケフィアの作り方・育て方はとても簡単なので、自宅でも手軽に作ることができます。一般的には牛乳で作るミルクケフィアですが、いつもと違う楽しみ方がしたい場合は、牛乳の種類を変えるのもおすすめです。

ここでは、ミルクケフィアを作る際に使用する、牛乳の種類別の特徴を解説します。また、D.I.Y.fermentationで販売するミルクケフィアスターター、グルテンフリーで乳製品も含まないウォーターケフィアスターターについてもご紹介いたしますので、ぜひチェックしてみてください。

ミルクの種類がカギ!ケフィアをさらに楽しむ作り方のアイディア

ガラスコップに入ったケフィア

ミルクケフィアは作り方・育て方が簡単なので、自宅で手軽に飲むことができます。様々な料理にアレンジするなどして、ミルクケフィアを味わっている方も多くいらっしゃるでしょう。

しかし、中には「もっと色々な味のミルクケフィアを楽しみたい」「簡単にアレンジできる方法を知りたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。いつもと違うミルクケフィアの作り方・育て方をしたいという場合は、牛乳の種類を変えるのもおすすめです。牛乳には、成分調整牛乳や低脂肪牛乳など、いくつか種類があります。基本的にこの種類は牛乳のパッケージに記載されています。作り方・育て方は同じでも、牛乳の種類を変えることでミルクケフィアの仕上がりが異なります。

こちらでは、ミルクケフィアにおすすめの牛乳の種類をご紹介いたします。

成分調整牛乳

成分調整牛乳は、生乳から水分・乳脂肪分・ミネラルなどの一部を除いて調整した牛乳です。水分を除いた濃縮乳で作るとしっかり固まり、乳脂肪分を除いたものはカロリーを抑えられるという特徴があります。水分を除いた濃縮乳は、しっかりと固まります。

低脂肪牛乳

生乳から乳脂肪分の一部を除いたもので、低カロリーかつあっさりとした味わいのミルクケフィアになります。やや柔らかい固まり具合です。

無脂肪牛乳

乳脂肪分が0.5%未満の牛乳を指します。カロリーやコレステロールを気にする方におすすめです。固まり具合がやや柔らかく、やや酸味が強いミルクケフィアになることが特徴です。

豆乳

作り方はそのまま、牛乳を豆乳に変えることも可能です。豆乳特有のまろやかさがあり、低カロリー・高タンパクになることが特徴です。

ミルクケフィアを作る際には、以上の牛乳をぜひお試しください。また、中には乳飲料と表示している低脂肪乳もありますが、こちらは添加物が多く、水分が分離したり、固まりが悪いためケフィアの発酵には適しません。

人気のミルクケフィアを作るなら!D.I.Y.fermentationの商品をご紹介

ミルクケフィアスターター

D.I.Y.fermentationでは、The Ferment Companyのミルクケフィアスターターを販売しています。便利な粉末タイプなので、自宅で手軽にミルクケフィアを作ることができます。

作り方は簡単で、ガラス瓶などの容器に入れた牛乳1リットルに対し、ミルクケフィアスターター1袋を入れて溶かします。蓋を閉めたら室温で24~48時間放置するだけで完成します。ミルクケフィアスターター1袋5gで、植え継ぎして約10回はミルクケフィアを作り続けることができます。

もちろん、生乳100%の牛乳以外でも作ることが可能です。成分調整牛乳・豆乳・アーモンドミルク・山羊ミルク・ココナッツミルクなど、お好みのミルクでお試しください。

牛乳や豆乳はグルテンフリーな飲み物なので、ケフィアもグルテンフリーで作ることができます。ミルクケフィアスターターのほか、ウォーターケフィアスターターも販売しています。こちらも顆粒タイプの粉末になっているため、手軽にご利用いただけます。ウォーターケフィアはグルテンフリーであることはもちろん、乳製品も含まないため、ミルクを飲めない方にもおすすめです。

また、D.I.Y.fermentationでは、ミルクケフィアやウォーターケフィアを作る際に使用するケフィアメーカーも取り扱っています。ケフィアの発酵に適したデザインになっているため、初めての方でも簡単にミルクケフィアやウォーターケフィアを作ることができます。ガラス製なのでお手入れしやすく、ケフィアグレインの分離も簡単にできるため、とても実用的なアイテムです。

ミルクケフィア・ウォーターケフィアを自宅で楽しみたいという方は、ぜひご利用ください。

ミルクケフィアを摂取する方法とは?グレインの保存方法も紹介

ミルクケフィアを毎日の食事に取り入れたいと考えた場合、どのような方法があるのでしょうか?ここでは、ケフィアに関する一般的な知識として、ミルクケフィアを摂取する方法の種類について紹介します。

また、ケフィアを作る際に用いるグレインの保存方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ミルクケフィアを摂取する3つの方法

ガラスボウルに入ったケフィアの原料

ミルクケフィアを毎日の食事に取り入れたいとお考えの場合、以下3つの方法があります。

完成品を購入する

ミルクケフィアを摂取するなら、すでに完成したものを購入するのが一番簡単な方法です。海外ではケフィアもヨーグルトのように売られていますが、日本ではケフィアの完成品を購入することはできません。

ケフィアはその性質上炭酸ガスが発生するため、容器に穴を開けなければ破裂してしまう可能性があります。しかし、日本の法律では密封していない容器でケフィアを販売することができないため、一般的に販売されていないのです。ミルクケフィアを摂取したいという場合は、自宅で手作りする必要があります。

ケフィアグレインから作る

ケフィアグレインは種菌のことで、カリフラワーのような白いモコモコとしたかたまりになっています。グレインを牛乳に入れることで、ミルクケフィアを作ることができます。

しかし、グレインは管理が難しいため、適切な保存方法を実施する必要があります。

ケフィアの粉末から作る

一番手軽に作る方法が、ケフィアの粉末を利用することです。ケフィアの種菌を使いやすいよう粉末にしたもので、グレインと同じく牛乳に入れるだけで、簡単にミルクケフィアを作ることができます。

管理も楽なので、初心者にも人気・おすすめの方法といえます。

【ミルクケフィア】グレインのおすすめの保存方法と注意点

テーブルに置かれたミルクケフィアスターター

ここでは、ケフィアグレインの保存方法と、保存時の注意点について紹介します。一般的な保存方法は、冷蔵保存か冷凍保存のいずれかになります。

冷蔵保存

冷蔵保存は、ミルクケフィアグレインを牛乳に入れた状態でそのまま冷蔵庫に入れておくだけです。ケフィアグレインは20℃前後が最も効率的に発酵する温度なので、冷蔵庫に入れておけば発酵速度が遅くなり、ケフィアグレインの増えすぎを防ぐことができます。量が増えすぎてしまった場合は、いったん冷蔵庫に入れて発酵を遅らせましょう。

冷凍保存

ミルクケフィアグレインは、少量の牛乳と一緒に冷凍することもできます。冷凍保存の場合、1ヶ月ほど保存できます。しかし、冷凍保存をすると、ケフィアグレインの中にある低温に弱い一部の菌が死滅してしまいます。死んでしまった菌は解凍しても戻らないため、解凍したグレインでミルクケフィアを作っても、以前と同じ味にはなりません。

そのため基本的には冷蔵庫での保存がおすすめですが、長期間ケフィアグレインを管理できない場合など、やむを得ない場合のみ冷凍保存しましょう。

砂糖水で保存

ウォーターケフィアグレインは、砂糖水のなかに入れて保存することも可能です。ケフィアグレインを軽くゆすいで容器に入れ、水と砂糖を足したらしっかり蓋をして冷蔵庫で保管します。1週間に1度を目安に、砂糖水を変える必要がありますが、発酵速度が遅くなるので、長期間の保存に向いています。

保存時の注意点

保存する際には、金属製の容器やスプーンなどを使わないよう注意が必要です。ケフィアグレインは、金属に触れると死んでしまいます。発酵できなくなるため、必ずガラスやプラスチック製の容器・道具を使うようにしましょう。

人気のミルクケフィアを自宅で作るなら!グルテンフリーでおすすめ

ミルクケフィアは作り方・育て方が難しそう、保存が難しそうと思っている方も多いのではないでしょうか?

確かに作り方や育て方、保存方法に注意点はありますが、作業としては難しいことではありません。作り方・育て方は同じでも、成分調整牛乳や無脂肪牛乳、豆乳など、使用する牛乳の種類を変えることでいつもと違うミルクケフィアを作ることができます。日本ではケフィアの完成品を購入することができないため、ぜひ自宅で作って美味しいケフィアを楽しみましょう。

自宅でミルクケフィアを作った際には、保存方法にご注意ください。一般的には、冷蔵または冷凍のいずれかで保存します。ウォーターケフィアグレインであれば、砂糖水のなかに入れて保存することも可能です。ケフィアグレインは金属にふれると死んでしまい発酵できなくなってしまうため、金属製の容器やスプーンを使わないようご注意ください。

人気のケフィアを自宅で作るなら、D.I.Y.fermentationが販売するミルクケフィアスターター・ウォーターケフィアスターターをご利用ください。粉末タイプなので、手軽にケフィアを作ることができます。グルテンフリーなので、グルテンの摂取を控えたいという方にもおすすめです。

また、最適な発酵条件を可能にし、同時にケフィアグレインズを分離させる手順を簡素化する、ケフィアを作るためのガラス容器も販売しているため、ぜひあわせてお買い求めください。

グルテンフリーでおすすめ!人気のミルクケフィアを自宅で作るならD.I.Y.fermentation

会社名 株式会社Mizukino
サイト名 D.I.Y.fermentation(ディーアイワイ ファーメンテーション)
代表者 清水 英恵
住所 〒135-0063 東京都江東区有明3丁目7−26
TEL 03-6822-8458
メール info@diyfermentation.com
URL https://diyfermentation.com/
事業内容 発酵食品種菌販売・卸売